リーダーシップ

「経営者感覚を持て!」とスタッフに言ってはいけない理由

悩んでいる歯科医院の院長
院長

うちのスタッフたち、自分が社長になったつもりで行動してくれたらいいのになぁ

 

等身大のえいちゃん
えいちゃん

たしかに。そんなスタッフがいてくれたらリーダーとしては嬉しいね。

 

悩んでいる歯科医院の院長
院長

そうなんだよ。自分が経営者なんだ!くらいの勢いでさ。
どうやったらそういうスタッフを増やせるかな?

 

等身大のえいちゃん
えいちゃん

うーん。残念だけど、多分それは無理だと思うよ。

 

疑問を持っている院長
院長

えぇ!どうしてだい??

 

等身大のえいちゃん
えいちゃん

それはリーダーとスタッフの間には越えられない溝があるからなんだ。

 

疑問を持っている院長
院長

ミゾ???

 

等身大のえいちゃん
えいちゃん

そう。今回はリーダーとスタッフの間にある違いについて説明するね。

 

リーダーとしては経営者感覚を持って働くスタッフを増やしたい!と思う場面も多いですよね。
でもそれはなかなかうまくいきません。大切なのはそれぞれの立場で役割をちゃんとこなすこと。
今回はリーダーに意識してほしい、幹部・スタッフとの接し方についてお伝えします。

1、リーダーとNo2スタッフの間には深い溝がある

会社や院の中で、なぜリーダーとスタッフの意識にズレが起きてしまうのでしょうか?

その構造を理解するのに、こんな状態をイメージしていただくとわかりやすいと思います。

このようにリーダーとスタッフの間には、幅2m・深さ200mの溝があります

幅2mなので頑張れば飛び越えられそうな気がします。
でも、深さは200mなので万が一落ちたらタダじゃすまない。
そんな溝が横たわっています。

これが意識のズレを起こす原因で、
たとえマネージャー・幹部スタッフだとしてもこの溝はそう簡単に解消できません。

さらにややこしいことに、この溝を飛び越えればいいのか?
というと、そういうわけでもありません。。

リーダーの立場からすると、結構気軽な気持ちで

「みんなも早くこの溝を飛び越えてこっちへおいでよ!」
「もっと経営者目線を持って仕事をしようよ!」

と言ってしまいますよね。

でもスタッフからしたら、

「行けるかもしれないけど、もし落ちたらどうしてくれるんだよ!」
「そんな簡単そうに言われても。。。」

という心情なのです。

この溝の右側と左側で何が違うかというと

ずばり「責任を負う覚悟」があるかないか。
借金を背負う覚悟と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね!

歯科医院さんなら開業のための借り入れでウン千万円という額を抱えている方もたくさんいらっしゃると思います。

それをスタッフさんに

スタッフに伝えようとする院長先生
院長

君たちもウン千万円の借金を抱えているつもりで頑張りたまえ

 

と言っても絶対に無理ですよね。。。

もしも本気でその覚悟を持って働ける人がいたら、
多分あなたの下ではなく、勝手に自分で独立しているはず。笑

2、スタッフに歩みよろうとするほどうまくいかない

ここで私の経験の中からよくある失敗パターンを2つほどご紹介しますね。

1つ目は、
「スタッフが溝を越えられないなら、自分がスタッフ側へ渡ってやろう!」パターン

よくあります。リーダーがスタッフに歩みよっていこうと。
しかし残念ながら、多くの場合は

えいや!っと飛び出した瞬間、突風に襲われて溝の下に落ちてしまいます。いや、ほんとに。

運良く向こう岸へ渡れたとしても、出来上がるのは「仲良しクラブ」
組織がもつべき未来への推進力がなくなって、成長のない組織になってしまいます。

2つ目に、
「スタッフを代表して幹部スタッフに溝を飛び越えてもらおう!」パターン

右側でリーダーの味方を増やそう!というイメージですね。
これが有効な場合もありますが、多くの場合はうまくいきません。

なぜかというと、左側にいるスタッフからすれば

「あぁ、あなたも結局そっち側の人間なのね。」

と溝を飛び越えた幹部スタッフとも距離が開いてしまうだけになりがちだからです。

そう言われたら、確かにそうかも。。
とイメージできた方もきっと多いはず。

科学的な根拠があるわけではないのですが、
一体感のあるチームをつくるには、もっと別の方法が大事だと思うのです。

3、それぞれの立場で役割を果たすことが大事

一体感のあるチーム、
うまくいっている組織がどんなことをしているかというと

リーダーが右の岸のギリギリに立ち、
幹部スタッフも左の岸のギリギリに立って、
お互いに手を取り合っているようなイメージ。

図で説明するとこんな感じですね。

このように、お互いに反対の岸に無理やり行こうとするのではなく
それぞれの岸の上でできることを精一杯やっていくとチームがうまく回っていきます。

つまり、
リーダーにも幹部にもスタッフにも
各自の役割があるのでそれぞれの立場でやるべきことをきちんとやりましょう!

ということですね。

無理に経営者視点を持たせようとするのではなく
変にスタッフの機嫌をとるのでもなく、

役割をしっかり果たしていく意識が大切です。

まとめ

リーダーとスタッフの溝について、イメージしていただけたでしょうか?
一体感のあるチームを作るためには、ただ仲がいいというだけではうまくいきません。

お互いのことを思いやりながら、それぞれの役割を果たしていく。

リーダーとして孤独に感じてしまうこともあるかもしれませんが
信頼して手を取り合える幹部スタッフと一緒にいいチームをつくっていきたいですね!

それでは今回はこの辺で。

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えいちゃん

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えいちゃん
ワンネス経営®GCLabのマスコット猫。
スタッフのことや経営のことで悩んでいる院長(職人系経営者)の悩みに答えている。
すべての職人系経営者を救うべく、とぼけた顔でチーム作りや人間関係の本質について語り倒す。若干偉そうな態度がハナにつくが悪気はない。
そのうち急に綺麗なイラストに変わるかも。

【総監修者】福永 寿徳 (ふくなが ひさのり)

【総監修者】福永 寿徳 (ふくなが ひさのり)

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◯フラップスプラン株式会社代表取締役
◯プロデューサー
もっとたのしくおもしろくをモットーに、個人・法人を問わず「選ばれる存在になる」ためのブランドプロデュースを行っている。
心理学に基づくコミュニケーションを基盤にした、リーダーの思考整理とNo.2スタッフの育成に定評がある。
名前の漢字が全てめでたいことでも有名。好きな肉の部位はハラミ。

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