
えいちゃん!ちょっと聞いてくれよ!

おや、院長。今日はそんなにイライラしてどうしたんだい?

うちのスタッフたちが文句ばっかり言うんだ。

ほほう。そうなんだね。

そうなんだよ。
院長は私たちのことを考えてないとか、
何を考えてるのかわからないとか。
こっちだって色々考えて頑張ってるのにさ!

なるほど。まあ一旦落ち着きなよ、院長。
それはスタッフさんたちの心の成長が追いついていないだけなんだから。

心の成長?

そう、心の成長。人の心は3つの成長段階があると言われているんだ。

へぇー、そうなんだね。でも、それがスタッフの文句にどう関係しているんだい?

よーし。じゃあ今日は心の成長と人間関係について話をしよう。
文句を言っているスタッフはどいう状態なのか、どう接していけばいいのかのヒントになるはずだよ!

えいちゃん先生、よろしくお願いします!
今回のテーマは【心の成長と人間関係】
どうやって人の心は成長していくのか?
それを人間関係にどう活かしていけばいいのか?
をご紹介します。
1.心の成長段階は「他責」→「自責」→「相互責任」
心の成長はこの三角形のように
左下から「他責」→「自責」→「相互責任」という順番で進んでいきます。
1つずつ説明していきます。
※ちなみに、ここでご紹介する考え方は「ビジョン心理学」の内容です。
さらに深く勉強したい!という方はぜひビジョン心理学を勉強してみてください。
→ビジョン心理学HP
1-1.心の成長段階1:他責
まず最初の状態は「他責」
「依存」とも言います。
生まれたての赤ちゃんをイメージすると分かりやすいですが、
誰かに頼らないと生きていけない状態です。
大人に当てはめると
進学や就職、転職など新しい環境に入るときには、
他責(依存)の状態からスタートすることが多いです。
知識も経験も少なく、誰かの助けが必要な
『あなたがいないとダメなんです』
という状態ですね。
この段階の特徴は
「とにかく文句が多い」

私はこんなに頑張ってるのに、院長は何もしてくれない

〇〇さんのせいで仕事が進みません。

それは言われてないのでやってません。
などなど、言いたい放題です。
他責の状態は、
別名「被害者の立場」とも言います。
問題の原因は自分以外にある。
私は悪くない(他責)
と考えているので、
「〜のせいで」が口癖です。
1-2.心の成長段階2:自責
第二段階は「自責」
これは「自立」とも言います。
自責や自立と聞くと
なんとなく良いイメージがありますよね。
しかし、心理学的には
自責や自立はあまり良い状態ではありません。
行き過ぎると「孤立」状態になってしまうからです。
自責とは、簡単にいうと
「自分一人でできますよ」という状態。
ある程度、知識や経験が付いてきて
「自分のやり方」が大切になってきます。
「自分のやり方が正しいんだ!」と固執してしまって
周りの意見を受け入れられなくなる。まさに孤立ですね。
入社3年目くらいのスタッフに多い傾向です。
院長先生の中でもこの状態にいる方がたくさんらっしゃいます。
自責は別名「加害者の立場」
スタッフからの意見に「カチン」ときたり、
「俺の言うことが聞けないのか!」と感じたりしたら要注意です!
1-3.心の成長段階3:相互責任
心の成長の最終段階は「相互責任」
イメージがつきづらかったら「共同創造」と言い換えると
わかりやすいかもしれません。
相互責任とは、
それぞれがプロの仕事をして相乗効果を発揮し、
最高の結果を出せる状態のことです。
分かりやすい例を挙げると
「プロの医療チーム」
ドクターだけでなく、麻酔医、看護師、検査技師などなど
チームにはいろんな役割のメンバーがいます。
どれだけ凄腕のドクターでも
メスを渡す看護師さんがもたついていたら
最高のパフォーマンスは発揮できませんよね。
それぞれがプロとして、最高のパフォーマンスを発揮することで
最高の結果が出せるようになる。
これが「相互責任(共同創造)」の状態です。
「一人でやるよりも一緒にやれば、さらに良い!」
そんなパートナーシップ(対等感)を大切にできる状態です。
2.心の成長段階と人間関係
心の成長過程はご理解いただけましたか?
ここから人間関係の話に入っていきます。
他責同士、他責と自責、自責同士、相互責任同士などなど
二人以上の人が集まると
そこには関係性が生まれます。
冒頭の院長の悩みでもありましたが
スタッフvs院長(リーダー)との間に多いのは
他責と自責の関係性です。
「院長が〇〇してくれない」と文句ばかり言うスタッフと
「俺の言うことが聞けないのか!」と自分の正しさを主張してしまう院長
まずはこの関係性を自覚して、
スタッフ・院長お互いに心を成長させていくことが大切なのです。
3.人間関係のゴール「相互責任」
心の成長段階と人間関係について
もう少しご説明します。
他責と自責の関係でいると
他責の人がよく言う言葉があります。

やっぱり院長がいてくれないとダメなんです。
・
・
・
ちょっと嬉しくないですか?笑
依存的な言葉だけど、
言われると悪い気はしない。
そう。
人は依存されるとちょっと嬉しいのです。
逆に自責の人がよく言う言葉は

院長がいなくても私たちだけでできますよ
・
・
・
今度はちょっと寂しくないですか?笑
「あなたがいないとダメ」よりも
「あなたがいなくても大丈夫」の方が良い状態
わかってはいても、
寂しいもんは寂しいのです。
だから、
他責と自責の関係性(頼られる関係)を
そのままにしたくなってしまうのです。
人間関係をもう一歩先に進めるとしたら

院長がいるともっと頑張れます!
「あなたがいないとダメ」よりも
「あなたがいなくても大丈夫」よりも
「あなたがいるともっと頑張れる」
の方がいいですよね!
これが相互責任の関係性です。
覚えておいていただきたいのは、
「他責が悪い」
「自責が悪い」というわけではなく
その状態にい続けることが良くないのです。
1つずつ段階を上げていけるように
頑張りましょう!
4.まとめ

どうだい?心の成長と人間関係の仕組みはわかったかな?

なるほど。スタッフが文句ばかり言うのは、他責の状態にいるからなんだね。

そういうことさ。まずは早く「他責」の状態を抜け出すことが大切だよ。

でも、具体的に「他責」から「自責」へ成長するためにはどうしたら良いの?

「他責」から「自責」へ成長するポイントは、主体性を発揮することさ。

主体性?

そう、主体性さ。今日は長くなってしまったから、続きはこっちを読んでみてくれ!

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